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執筆者の写真okarobo

キャチロボバトルコンテストに参加してきました

はじめまして、2回生広報の野中です。

先月9月9日に京都で行われたキャチロボバトルコンテストに出場してきました。

キャチロボバトルコンテストはクレーンゲームのような大きな箱の中においてあるお菓子をアームでつかみ、決められた位置に並べていくコンテストです。今年のお題はカプリコでした。大会についての詳細はこちらの公式サイトのURLからご覧ください→http://www.catchrobo.net/index.html


僕たちのロボットは試合開始時に機体全体をフィールド上に前進させ、フィールド内にあるカプリコを端に寄せてすべてベルトコンベアで巻き上げるという作戦を取りました。カプリコの位置や向きを気にせずに、脳死で一気にかっさらってやろうという寸法ですす。

巻き上げたカプリコはステッピングモーターで動く、3Dプリンタを模した形のアームにより決められた位置の穴に入れていこうと考えていました。


カプリコを並べるためのアーム


しかし、機体重量の問題により片側にしか機構を取り付けることができなかったため共有スペースのカプリコをあきらめざるを得なかった上に、左右のバランスがかなり悪い機体となってしまいました。軽量化のために当初予定していた素材や部品をほとんど取り替えざるを得なかったこともしんどかったです。

また機体製作において加工の開始が遅れてしまったことにより、一度も通しの練習ができないまま本番を迎えてしまいました。


大会当日の予選ではワークを4つ獲得しましたが、共有フィールドへの侵入での違反が二度あったので結果は2点となり、決勝トーナメントの進出は果たせませんでした。

機体をフィールドの真上に押し出したり、脳死でベルトコンベアを回してカプリコを回収するチームは他にいなかったのでオリジナリティが出せた点はよかったのですが、その分アイデアをうまく形にできなかったことが非常に悔やまれます。


機体全体図(大会当日)

今回のキャチロボでは設計の方法やチームマネジメントについて様々な問題を抱えていたことが浮き彫りになりました。NHK学生ロボコンも始まりましたので、これらの課題を早急に解決するよう力を尽くします。

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